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2026.07.27(月)
2026.07.27(月)
夏の冷房時に入る熱の約73%は窓などの開口部から。内窓・カバー工法・ガラス交換の選び方と、先進的窓リノベ2026事業(上限100万円)の活用法
先に結論
宮崎市の夏の暑さ対策では、窓の断熱・遮熱リフォームは優先的に検討したい方法の一つです。夏の冷房時に外から室内へ入る熱の約73%は窓などの開口部から侵入するとされており(標準的な住宅モデルによる試算)、特に大きな窓や西日の当たる窓では、冷房効率の改善が期待できます。2026年は国の補助金「先進的窓リノベ2026事業」で、対象製品・サイズ・工法ごとの補助額を合計し、住宅では1戸あたり100万円を上限として補助されますが、予算上限に達し次第受付終了となります。制度の詳細は先進的窓リノベ事業の徹底活用ガイドをご覧ください。ご相談・現場調査・お見積りは無料です。
| 悩み・状態 | 優先する対策 |
|---|---|
| 西日が強い | 外付けシェード+遮熱タイプの窓 |
| 冷房が効きにくい | 内窓または外窓交換 |
| 結露・騒音も気になる | 内窓 |
| サッシが古く動きにくい | カバー工法 |
| サッシは比較的新しい | ガラス交換も検討 |
| マンション | 管理規約確認後、内窓を中心に検討 |
「家に帰るとモワッとした熱気がこもっている」「冷房をつけてもなかなか涼しくならない」「電気代が心配で設定温度を下げられない」。日照時間が長く日差しの強い宮崎市では、毎年多くの方が同じ悩みを抱えています。
その大きな要因のひとつが「窓」です。夏の冷房中に家の中へ入ってくる熱の経路別の割合は、標準的な住宅モデルの試算で以下の通りとされています。
| 熱の侵入経路 | 割合 |
|---|---|
| 窓などの開口部 | 73% |
| 屋根 | 11% |
| 外壁 | 7% |
| 換気 | 6% |
| 床 | 3% |
出典:一般社団法人 日本建材・住宅設備産業協会の公表データをもとに作成
※73%は標準的な住宅モデルによる試算値です。実際の割合は、建物の断熱性能、窓の面積や方角、庇・カーテン・日よけの有無などによって異なります。
ただし、窓リフォームによって73%すべての熱を遮断できるわけではありません。改善効果は、窓の面積・方角・製品性能・外付け日よけの有無などによって異なります。

このモデルでは7割以上の熱が窓などの開口部から入る計算です。古い住宅に多いアルミサッシ+一枚ガラスの窓は熱を伝えやすく、夏の日射熱が室内に入りやすい構造です。どれだけ高性能なエアコンを使っても、窓の断熱・遮熱が不十分だと冷房効率は上がりにくくなります。
断熱性能が低い窓は、室内外の熱が伝わりやすいため、外の熱が入りやすく、冷房で涼しくした室温も保ちにくくなります。「設定温度を下げないと涼しく感じない」「エアコンが常にフルパワーで運転する」という状態になりやすいため、大きな熱の入り口である窓の性能を高めることは、暑さ対策として合理的なアプローチです。
宮崎の夏、特に西日が強い窓では、断熱リフォームの前に「窓の外側で日射を遮ること」も有効な対策です。すだれ・外付けシェード・庇・遮光カーテンは比較的低コストで始められ、窓自体の断熱・遮熱リフォームと組み合わせることでさらに効果を高められます。対策は次の二段階で考えると整理しやすくなります。
| 段階 | 内容 |
|---|---|
| まず行う対策 | 外付けシェード、すだれ、庇、遮光カーテン |
| 根本的な改善 | 内窓、外窓交換、ガラス交換 |
すでに外側の日よけ対策をされている方や、それでも改善を感じにくい方には、窓自体の断熱・遮熱リフォームをおすすめします。当社は「何でも工事をおすすめする」のではなく、まず簡易な対策で十分な場合はそのようにお伝えしています。
2026年も国の大型補助金「先進的窓リノベ2026事業」(環境省)が続いています。ポイントは次の通りです。
| 項目 | 2026年の内容 |
|---|---|
| 補助上限額 | 1戸あたり最大100万円(2025年の最大200万円から変更) |
| 内窓設置の対象 | P(SS)・Sグレードのみ対象に変更(昨年まで対象だったAグレードは対象外) |
| サイズ区分 | 特大サイズ(窓4.0㎡以上)の補助区分を新設 |
| 予算総額 | 1,125億円(前年の1,350億円から変更) |
制度の詳細・最新の受付状況はこちら:【2026最新】先進的窓リノベ事業の徹底活用ガイド
予算の消化状況は先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで公表されています。
窓リフォームには主に3つの方法があり、それぞれ向いているお住まいの状況が異なります。断熱効果は工法だけでなく、選ぶ製品の性能グレードや既存窓の状態によっても変わりますので、まず全体像を比較表でご覧ください。
| 工法 | 断熱効果の目安 | 費用相場(1箇所) | 工事時間(1箇所) |
|---|---|---|---|
| 内窓設置(二重窓) | 製品と既存窓の組み合わせにより高い効果(防音効果も期待) | 6万〜16万円 | 約60分 |
| 外窓交換(カバー工法) | サッシを含めて窓全体の性能を高めやすい | 16万〜45万円 | 約2時間〜半日 |
| ガラス交換 | 既存サッシの性能に影響される | 4万〜13万円 | 約30分〜2時間 |
※表示価格は2026年7月時点の当社参考価格(税込)です。標準的な製品代・取付工事費を含む目安で、窓のサイズ、製品の性能グレード、既存枠の状態、階数・搬入経路、足場や補修工事の有無などにより変動します。補助金適用前の金額です。
どの工法が適しているか、窓の写真から無料で確認します
既存の窓はそのままに、室内側にもう一つ窓を取り付ける方法です。既存窓との間に生まれる空気層が熱と音の伝わりを抑え、結露の抑制効果も期待できます。1箇所約60分と工事が早く、住みながらのリフォームに向いています。デメリットは開け閉めが2回必要になること、窓と窓の間の掃除に手間がかかること。2026年は高断熱のP(SS)・Sグレードのみ補助対象のため、製品選定にはご注意ください。
手軽に断熱・防音対策をしたい方、幹線道路や線路沿いで騒音に悩む方、そして共用部にあたる外窓を工事できない分譲マンションにお住まいの方に特におすすめです(詳しくはマンション内窓リフォームの記事へ)。
既存の窓枠の上から新しい窓枠を被せて取り付ける方法です。壁を壊さずに、樹脂サッシ+Low-E複層ガラスなどの高性能な窓へ交換でき、ガラスだけでなくサッシを含めた窓全体の性能を高めやすいのが特長です。見た目も新しくなり、古くなって動きにくかった窓の開閉もスムーズになります。内窓設置より費用は高く、開口部が一回り小さくなる点は事前にご確認ください。
サッシごと窓の性能を高めたい方、結露や隙間風、サッシの劣化を根本から改善したい方、外観・内観もリフレッシュしたい方におすすめです。
既存サッシはそのまま、ガラスだけを複層ガラスや真空ガラスなど高断熱のものに交換する方法です。外窓交換より安価で、見た目・使い勝手は変わりません。ただしアルミサッシを残す場合は、サッシ部分から熱が伝わるため、窓全体としての性能向上が限定的になることがあります。サッシの劣化や歪みも改善されないため、サッシが比較的新しい(樹脂・アルミ樹脂複合)お住まいに向いています。
性能の鍵は「ガラス」「サッシ」と「方角」の組み合わせ:西日や強い日射が入る東・西・南面の窓には、日射熱を特殊金属膜でカットする「遮熱タイプ」のLow-E複層ガラスが適する場合があります。一方、北面や冬に日射熱を取り込みたい窓では「断熱タイプ」が適することもあるため、方角や暮らし方に合わせて窓ごとに選定するのがポイントです。サッシは熱を伝えにくい樹脂製が高性能です。

リフォーム費用を検討する際に大切なのは、上の相場から先進的窓リノベ2026事業の補助金が差し引かれる点です。補助額は窓の性能・サイズ・工法ごとに定められた定額のため、実際の工事費に対する補助の割合は、選ぶ製品や施工条件によって変わります。当社では、無料の現場調査・お見積りの際に、窓ごとの正式な補助額と見積総額を並べて「補助金適用後の実質負担額」を明示してご提案します。
費用を賢く抑えるコツは3つあります。第一に、補助金制度の対象製品・対象工事を正しく選ぶこと。第二に、複数社から相見積もりを取り、価格だけでなく補助金申請の実績や提案の質も比較すること。第三に、予算が限られる場合は、西日や強い日射が入り滞在時間の長いリビングや寝室から優先的に着手すること。効果を実感しやすい場所から始めるのが満足度を高めるポイントです。
| 地域 | [宮崎市] |
|---|---|
| 建物 | 戸建て(木造・築45年) |
| お悩み | 古い窓・サッシ・雨戸による冬の寒さと結露、防犯面の不安。玄関はランマ付きの引戸で、暗さとお手入れの手間も課題でした。 |
| 工法 | 窓の状態や部屋ごとに、外窓交換(シャッター窓)、ガラス交換(LIXIL「サーモスL」Low-Eガラス)、内窓設置(YKKAP和障子風内窓)を使い分け |
| 箇所数 | 窓・サッシ5箇所+玄関建具1箇所(洗面室・外壁を含む複合リフォーム) |
| 工事費(税込) | 320万前後 |
| 補助額 | 50万 |
| 実質負担額 | 270万程度 |
| 工期 | 10日間 |
| 選定理由 | リビングの4枚建てサッシと掃き出し窓には、断熱性能の高いサーモスL(ガス入)とシャッターを組み合わせ、寒さと結露、防犯面をあわせて改善しました。一方、寝室として使われている和室には、意匠を損なわないYKKAPの和障子風内窓を採用し、和の趣を保ちながら断熱性を高めています。窓ごとに用途と状態を確認し、断熱性能と暮らしやすさ・意匠性を両立できる工法をご提案しました。 |
交付申請の受付は遅くとも2026年内までですが、補助金申請額が予算上限(1,125億円)に達した時点で受付終了となります。予算の消化状況は先進的窓リノベ2026事業の公式サイトで公表されています。工事の日程調整にも時間がかかるため、ご検討中の方は早めのご相談をおすすめします。あわせて先進的窓リノベ事業の徹底活用ガイドもご覧ください。
交付申請は登録事業者である施工会社(当社)が行います。お客様ご自身が事務局へ直接申請することはできませんが、本人確認書類など必要書類のご準備にご協力いただきます。補助金は登録事業者が受け取り、契約代金への充当など事前に合意した方法でお客様に還元されます。
使えます。共用部にあたる外窓は工事できない場合が多いため、専有部で完結する内窓設置が定番です。管理規約や工事申請の確認からお手伝いします。
過去の窓リノベ事業(2023〜2025年)で補助を受けた開口部は対象外です。未実施の窓やドアはご相談ください。
はい。内窓設置・ガラス交換は1箇所約30分〜2時間、カバー工法でも約2時間〜半日です。1箇所ごとの工事は比較的短時間ですが、工事箇所数や窓の状態によっては複数日かかる場合があります。住みながらのリフォームが可能です。
宮崎市の厳しい夏の暑さ対策として、窓の断熱・遮熱リフォームは「涼しく快適な室内環境」と「冷房効率の改善」の両面から優先的に検討したい方法の一つです。まずは外付けシェードやすだれなど窓の外側での対策も含めて、ご自宅に合う方法から検討してみてください。
2026年は補助上限が1戸あたり100万円となり、内窓の対象グレードも見直されました。2027年以降の制度内容は現時点では未定です。2026年制度の活用をご検討の場合は、対象製品・工事日程・予算の受付状況を確認したうえで、余裕を持って進めることをおすすめします。
窓の写真を送って、補助対象と概算費用を確認する
窓全体と室内側の写真をお送りください。対象工法と概算補助額を確認します。ご相談・現場調査・お見積りは無料です。
お電話でのご相談:0120-717-051(9:00〜17:00/12:00〜13:00は電話休止) | 来店予約はこちら
コラム作成者:三谷匡俊(リフォーム&増改築えさか店長)
リフォームアドバイザーとして7年の経験を持ち、お客様へのヒアリングからプラン作成、現場との連携まで幅広く担当。2025年度は、年間約200件のリフォーム相談に対応しています。「リフォーム後の暮らしがもっと楽しく、快適になるように」という想いで、役立つ情報を発信しています。
補助金情報について
本記事の補助金情報は、2026年7月時点の先進的窓リノベ2026事業(環境省)の公表情報に基づきます。要件・補助額・受付状況は変更される場合があります。最新情報は先進的窓リノベ事業の徹底活用ガイドおよび公式サイトをご確認ください。
Tel. 0120-717-051
受付時間 / 9:00~17:00 (12:00-13:00 電話休止)施工対応:宮崎市/綾町/国富町