【宮崎市】コロナ禍で見えたもの　～経営理念・「５方よし」・ＳＤＧｓの必要性～

～長文となりますが、良ければご覧下さい～　　代表　鳥山貴生

　2019年11月16日、リフォーム＆増改築えさかがグランドオープン、翌年2020年1月に中国武漢に端を発したコロナウィルスは2021年にかけて変異株に置き換わり、ほぼ全ての業界が大きな打撃を受けています。

スタッフ一同不安と期待を抱えながらオープン迎えた矢先にパンデミックという有事が起こり、緊急事態宣言発令され、来店されるお客様が減少しました。

そして、対面営業・現場調査の難しさから、経験したことのない日常に、スタッフのモチベーションが低下していきました。

　先行きが見通せず、不要不急の外出自粛、３密回避、新しい生活様式が求められる中、先ずは、優先したのは、感染症防止対策を徹底したことと同時に、お客様に店舗の存在を知ってもらうことでした。

　そして、どういう想いでリフォームSRをオープンしたのか原点に返りました。　

事業の存在意義

「宮崎を笑顔あふれる街にしたい」

「リフォームを通じて、心豊かな人生のお役に立ちたい」

「すべてはみんなの笑顔のために」

会社・店舗が社員の、地域住民の、＼ひなたのような存在／になる！

　手探りの中、お客様に寄り添い、つながりを深めるため、思いつくことを実践していきました。

店舗設備

●スタッフへのマスク支給、検温の実施、お客様用マスクの準備

●飛沫感染防止用パーテション、サーモグラフィ設置、消毒液の設置、店舗内の消毒、高機能型換気導入、空間除菌脱臭機ジアイ－ノ導入、キャッシュレス対応など

産業医に相談すると伴に、普段から取り組んでいる健康経営の取り組みが役に立ちました。

　ストレスを抱えるスタッフに休息を！！

　私達の業界は、イベント開催となると、日祝祭日出勤となります。休息、家族、特に子どもさんとの時間確保のため、店舗を日祝休みとしました。お客様にはご迷惑おかけしています。

また、お昼休みは一斉休憩のため、電話受電を休止しております。来店されるお客様には、交代で対応させて頂いています。

●散歩される近所の方々に癒しを。花壇整備に取り組みました。

春の芝桜はとてもキレイで、お花を植えている時、多くの方と話すことが出来ました。

●来客時に楽しんで頂けるよう、季節毎の装飾、キャラクタ－のお出迎えなど工夫致しました。子どもさんには、えさかっぱの缶バッジをプレゼントしました。　

お客様との接点づくり

●各社のチラシが減る中でも、毎月、販促チラシを折り込みました。

「どこに頼んだらいいのだろうか？」　地元密着　近い・安心　即対応を心がけました。

●メ－カーSRでのイベントが中止になる中、自社店舗を活かしロングイベント開催致しました。

感染症対策をしっかり行い、受付予約を推奨致しました。

メーカーSRが予約制で制限される中、各メーカー商品を取り扱い、効率的に情報収集できるので好評でした。

●オンライン優先へ　ホームページを早く立ち上げ、来店予約、ＺＯＯＭ、ＬＩＮＥ等の相談体制を整えました。店舗が祝祭日お休みのため、WEBサイト情報の充実を図っております。

●来店しなくても店舗体験できるように、店舗内をGoogleインドアビュー／動画登録致しました。

● 施工事例のマメな更新、お客様アンケートの配布、サ－ビス改善に活かすこと　

●アプローチブック（自己紹介カタログ）の作成　看板設置　などなど

●コロナ禍の明るい話題づくりに、西池小学校多目的トイレプレゼントを行いました。

　また、地域の大切な子どもたちを支援するために、「宮崎市子どもの未来応援基金」に寄付いたしました。

社会の担い手となる子供たちの未来を応援することは、我が国の「未来への投資」になります。スタッフが家族、子どもさんを守る強い動機付けに繋がっています。

　お客様の不安を少しでも和らげたい。

　店舗接客の経験に乏しいリーダー／スタッフと、前向きに議論／改善を重ね、時にはメーカー、仕入れ先、協力会社様に協力を頂きながら、また、一緒に能力開発も行っていきました。

　感染拡大の波が幾度となくありましたが、ステイホームで居心地の悪さなど気になる所が出てきたのか、給付金利用によるトイレ交換から始まり、複合リフォーム・小工事受注・修理依頼が目立ってくるようになりました。また、リフォームへの潜在欲求が高まり、多くのお客様から問い合わせを頂きました。

　大きな変化時、不況時には、不安・不満解消のため、信頼・安心感を感じる企業が選ばれるといいます。

多くのお客様から「ありがとう」を頂けたこと

　創業当時から弊社が取り組んでいる地元宮崎への社会貢献と先輩達が現場で汗を流し、与えられた場所で一隅を照らしてきたことが今に繋がっていると有り難く感じました。また、リフォームスタッフがお客様のニーズに寄り添い、それに応えようとする姿勢が、多くのお客様の心をつかみ、逆に「応援のエール」を頂きました。スタッフが成長できているのもお客様のお陰です。改めて感謝致します。